映画「人生、ここにあり!」DVD発売決定!(2012年6月2日発売予定) このブログで紹介させていただいた映画「人生、ここにあり!」が、このたびDVDで発売されることになりました。世界で初めて精神病院を廃止したイタリアで、元患者の人たちが、寄せ木で床張りをする協同組合を作っていく話です。最初はうまくいかず怒鳴り合ったりしていますが、しだいに自信を取り戻し表情ゆたかになっていく姿がとても印象的です。映画の原題は… トラックバック:1 コメント:0 2012年03月26日 続きを読むread more
映画「人生、ここにあり!」――精神病院のないイタリアで熱血漢が患者と床貼りの協同組合を作る(富山市) イタリアには精神病院がありません。1978年にバザーリア法が制定され、次々と精神病院が閉鎖されていったからです。映画の舞台は、1983年のミラノ。映画のストーリーは、主人公の熱血漢ネッロが患者たちと一緒に床貼りの仕事を事業化していくなかで、人生の喜怒哀楽をともに味わうというものです。みなの合言葉は、原題でもある「やればできるさ!(Si … トラックバック:1 コメント:0 2012年01月15日 続きを読むread more
映画「ちづる」自主上映会──自閉症と知的障がいをもつ妹を兄が撮る(2012年2月5日富山市) 知り合いから、自主映画上映会の案内をいただきました。「ちづる」というドキュメンタリー映画です。ちづるさんは、自閉症と知的障がいをもつ20歳の女性です。その彼女を映画に撮影したのは、兄の赤崎正和さんです。赤崎さんは、大学の卒業制作として妹を映画に撮りました。映画を撮影した動機は、「妹のことをどう説明したらいいかわからない。だから言葉で伝え… トラックバック:0 コメント:1 2012年01月12日 続きを読むread more
富山病院看護学校社会学20110601(映画『カッコーの巣の上で』後半) この日の授業では、1960年代アメリカの精神病院を舞台とする映画『カッコーの巣の上で』の後半を観ました。ほのぼのとした前半とは異なり、後半は「電気ショック療法」「自殺」「殺人」と、気分が悪くなってしまいそうなシーンが続きます。時間がなかったので、映画を観たあとは、ラストシーンについて私から簡単に解説しました。チーフ(身体のでかいネイティ… トラックバック:2 コメント:0 2011年06月07日 続きを読むread more
富山病院看護学校社会学20110525(映画『カッコーの巣の上で』前半) 今回の授業から、しばらく精神障がいに関する話題を扱います。病気・障がいと社会の関係を考える上で、精神障がいの事例はとても示唆的だからです。病気や障がいの生物学的な事実は同じでも、時代とともに社会からの扱われ方は変遷していきます。今回の授業で話しましたが、日本社会では「治安維持 → 治療 → 治療と福祉」という大きな流れが見て取れます。こ… トラックバック:2 コメント:0 2011年05月25日 続きを読むread more
伊丹十三『「大病人」日記』 国立病院機構富山病院付属看護学校の授業で取り上げている映画『大病人』ですが、『「大病人」日記』という本を入手しました。10年以上、この映画について授業でしゃべっているのですが、恥ずかしながら、初めてこの本の存在を知りました。絶版になっていましたが、アマゾンの古書サービスで入手できました。便利な世の中になったものです。 本の内容は、… トラックバック:0 コメント:0 2011年05月03日 続きを読むread more
富山病院看護学校社会学20110427(映画『大病人』後半) 今日の授業では、まず、映画『大病人』の後半40分ほどを観ました。 先週前半を観たときもそうでしたが、今日も何人かの学生は目をウルウルさせていました。 私も20回以上観ていますが、毎回、思わず引き込まれてしまいます。主人公の向井さん(三國連太郎)の痛みが伝わってきて、私も顔をゆがめてしまいます。 ほんとうに名作だと思います。 前半… トラックバック:0 コメント:0 2011年04月27日 続きを読むread more
富山病院看護学校社会学20110420(映画『大病人』前半) 今日は2回目の看護学校の授業でした。 映画『大病人』の前半3分の2を見たのですが、時間配分を間違えて、休み時間がなくなってしまいました。 学生の皆さん、申し訳ありませんでした。 講義ノートはこちら(MS Word, 21Kb) http://dl.dropbox.com/u/22647991/20110420%E5%AF… トラックバック:0 コメント:0 2011年04月20日 続きを読むread more