2014年7月17日の社会学総論では、スウィドラー『権威なき組織──フリースクールにおける社会的コントロールのジレンマ』(Swidler, Ann, 1979, Organization Without Authority: Dilemmas of Social Control in Free Schools, Cambridge: H…
7月20日の授業では、調査票調査の実例その2ということで、大阪商業大学JGSS研究センターがおこなっている「日本版総合的社会調査」(Japanese General Social Survey; JGSS)(2000年~)を紹介しました。先週取り上げたSSMもJGSSも、全国規模の標本調査という点では共通しますが、調査目的のあり方が若干…
7月13日の授業では、調査票調査の実例ということで、「社会階層と社会移動」全国調査(SSM調査)(1955年~)を紹介しました。SSMはSocial Stratification and Social Mobilityの頭文字をとった通称ですが、こちらのほうが通りが良いかもしれません。社会階層とは、社会的資源の不平等な配分にもとづく社会…
7月6日の授業では、ホックシールド『管理される心──感情が商品になるとき』(1983年)を取り上げました。「感情社会学」(sociology of emotion)の事実上の宣言書と評される研究です。この研究の焦点は「感情労働」(emotional labor)と呼ばれるものです。それは、感情を道具として使って賃金を得る労働で、肉体労働…
6月29日の授業では、参与観察法の実例その2ということで、ゴッフマン『アサイラム』(1961年)を取り上げました。『アサイラム』の紹介は、昨年度の社会学総論のブログ記事に尽くされているように思います。そちらのほうをぜひご参照ください。
講義ノートはこちら(MS Word, 30Kb)
https://1drv.ms/w/s!…
7月15日の社会学総論(後半)は、調査票調査の実例その2ということで、日本版総合的社会調査(JGSS)(2000年~)を紹介しました。JGSS(Japanese General Social Survey)は、2000年以来2年ごと(初期は1年ごと)に、全国の日本人を対象にランダム・サンプリングによる標本調査でおこなわれています。このJ…
7月15日の社会学総論(前半)は、調査票調査の実例ということで、「社会階層と社会移動」全国調査(SSM調査)(1955年~)を紹介しました。SSM (Social Stratification and Social Mobility)調査は、1955年以来10年ごとに、全国の日本人を対象にランダム・サンプリングによる標本調査でおこなわれ…