「ふるさと」一緒に歌いませんか──東日本大震災の被災地を思いながら(川崎市子ども夢パーク、高津区)

6月11日(土)は、川崎市に行ってきました。「NPO法人フリースペースたまりば・フリースペースえん」の「2010年度活動報告会」に参加するためです。「たまりば」は、不登校の居場所づくりでは老舗の一つで、今年2011年に20周年を迎えます。

8年前の2003年からは、たまりばは、「川崎市子どもの権利に関する条例」にもとづいて作られた施設「川崎市子ども夢パーク」を拠点に、行政と協働しながら「フリースペースえん」を運営しています。フリースペースえんは、主として学校の中に自分の居場所を見出せない子どもや若者たちのスペースです。

私が携わる「射水市子どもの権利支援センターほっとスマイル」も、行政との協働による公設民営の子どもの居場所です。いろいろと学ぶところが多いと思い、今回の活動報告会に参加させていただきました。

ちなみに、たまりばの歩みは、代表の西野博之さんが書かれた『居場所のちから──生きてるだけですごいんだ』(教育史料出版会、2006年)に詳しいです。

NPO法人フリースペースたまりば
http://www.tamariba.org/

川崎市子ども夢パーク
http://www.yumepark.net/


活動報告会は15時開始でした。30分あまり早く到着した私は、スタッフのお一人から

  「ふるさと」 一緒に歌いませんか

と声をかけられました。川崎市子ども夢パークでは、2011年3月11日14時46分に発生した東日本大震災の被災地を忘れないために、毎月11日の14時46分に童謡「ふるさと」を歌うことにしているそうです。

小雨まじりの蒸し暑い日で、土曜日にもかかわらず夢パークに来ている子どもたちはまばらでした。それでも30人くらいの子どもと大人が「ふるさと」を歌うために集まりました。歌詞に自信がなかった私は、ラミネート加工した歌詞カードをお借りしました。歌詞カードの裏には、この活動の趣旨を説明した天野秀昭さんの文章が載っていました。天野さんは、長年、冒険遊び場(プレイパーク)づくりをしている人です。川崎市子ども夢パークでは、冒険遊び場の活動にも力を入れています。

地震の起きた14時46分になり、みんなで1分間の黙祷しました。その後、電子ピアノとフルートの伴奏にあわせて30人で「ふるさと」を3番の歌詞まで歌いました。笛の音は、どこか郷愁をそそるものがあります。

7月以降も、夢パークでは、毎月11日に「ふるさと」を歌うことにしているそうです。6月11日で東日本大震災から3ヶ月が経ち、震災に関する報道も減ってきました。日常の忙しさに追われて、震災を思い出す機会もだんだん少なくなってきたように感じます。せめて月に一度くらいは、被災地のことをしみじみ思うことが大切なように思いました。

歌おう~震災に対して心をひとつに~
http://utaoufor311.grupo.jp/

「『ふるさと』を一緒に歌いませんか?」のチラシ
雪割草バージョン(PDF, 284Kb)
http://b2juqg.bay.livefilestore.com/y1p71qlKZwBZeOjjUe2T_iBJ1Rql3IY1ywdiZkXbaozunGW_fJZsumpeuO0ZhcJeYCHWb0d9pDofdqrWVhUttyKfQ/yukiwarisou.pdf?download&psid=1
千枚田バージョン(PDF, 348Kb)
http://b2juqg.bay.livefilestore.com/y1pMoM2FIC7Hg8eucD2Nkd1s5nD4Z4AT3-jRAuEd7_6lltuGKAOfvz8e9DVGncbn3ZE4EqEJrRsvHKn0gueTcvQEQ/senmaida.pdf?download&psid=1

「子育てさがし 天野秀昭さん 遊び本来の力大切に」(共同通信、2010年8月10日)
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010080901000982.html

特定非営利活動法人 日本冒険遊び場づくり協会
http://www.ipa-japan.org/asobiba/


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