元東京電力原子力発電所職員の証言(Youtube)

Twitterで、Youtubeに掲載されたこの動画の存在を知りました。Youtubeの説明欄によると、2011年4月29日に高知市内で行なわれた「原発のない日本へ」パレード後の意見交流会で話されたものだそうです。

話し手は「木村さん」(47歳男性)という方で、10年ほど前に東京電力を辞めたということです。原子力については、学校も含めておよそ20年間たずさわっていて、国の日本原子力研究所というところで半年間の専門トレーニングも受けたそうです。自宅は福島第一原発から15キロ真西に離れたところにあり、高知県が県営住宅を被災者に無料開放したのを機に4月初めに高知に避難してきたとのことです。趣味はサーフィン。

木村さんの話の真偽については、私は判断できる能力を持ち合わせていないのですが、話の内容は具体的で信頼できそうな印象を受けました。ただし、Youtubeのコメント欄には、批判的な意見もあります。真偽の判断は、実際に動画を見られて、ご自身でご判断ください。無責任なようですが、よろしくお願いします。


木村さんの話を聞いて、私が興味深かったのは、以下の点です。

・およそ20ミリシーベルト被爆した。事故発生4日目くらいから、「鼻水や鼻血が止まらない」「のどが痛い」という症状が出た。低線量障害だと思われる。
・東電は「うそ・いつわりの会社。ひどい会社」なので辞めた。発電所で何かが壊れたときなどは、「つじつまあわせ」をしてから通産省に報告した。また、認可された発電出力を超えないようにコンピュータでデータを操作した(木村さんご自身が担当者)。
・「会社を辞める」と東電に伝えても、引き止められて、辞めるまで3年かかった。そして、850万円退職金を上乗せされ、合計1300万円の退職金を受け取った。辞める際には、本社の副社長に「木村君、わかってるよね」と念押しされた。
・ヨウ素131が減っていないことから、最近まで再臨界が起きていたことは間違いない。原子力のプロであれば、誰でもわかること。
・「0.24マイクロシーベルト/時が安全」というのはウソ。北東の風が吹くときは、子どもや女性は雨に当たらないようにすべき。



最後に、動画を見た私の感想を一言を述べさせていただくと、「現場を良く知っている人がYoutubeなどを使って実名で事実を語り始めると、大きく世の中が変わるのではないか」という気がしました。


4/29 元東電社員の証言(高知)
http://www.youtube.com/watch?v=CTsgfWde6EQ



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