入門ゼミ20110426(NASAゲーム、他者紹介)

今日の入門ゼミの前半では、先週、A斑・B斑・C斑と3つのグループに分かれておこなった「NASAゲーム」の振り返りをしました。
最初に、NASAの順位と斑の順位の差の絶対値を加算したもの(斑の得点)と、NASAの順位と個人の順位の絶対値を加算したもの(個人の得点)について報告してもらいました。
結果は、以下の通りです。

   班の得点  個人の得点の平均(個人の得点)
A班   20     32.8 (32 44 32 28 28)
B班   38     42.2 (44 25 38 62)
C班   38     41.8 (40 34 57 32 46)

おおむね、みんなで話し合った「斑の得点」のほうが良いという結果が得られました。
しかし、斑の得点よりも個人の得点の多い人が4人いました。
スッキリとした結果ではありませんでしたが、「一人で考えるより、複数人で考えるほうが良い答えが得られる」ということは伝わったのではないかと思います。

得点の確認後、「話し合いのポイント」について私から話をしました。

配付資料はこちら(MS Word, 24Kb)
http://dl.dropbox.com/u/22647991/%E3%82%82%E3%81%97%E6%9C%88%E3%81%A7%E9%81%AD%E9%9B%A3%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%89%EF%BC%88%E8%A9%B1%E3%81%97%E5%90%88%E3%81%84%E3%81%AE%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%EF%BC%89.docx



後半は、「他者紹介」です。

NASAゲームのミッションが「母船に無事帰還する」ならば、他者紹介のミッションは「インタビューした相手の魅力を伝える」になります。

良いインタビューをするには、良い質問が欠かせないので、最初に、質問項目を考えてもらいました。
NASAゲームと同様に、まず一人で質問項目を10分間考え、次に5人のグループに分かれて20分間検討してもらい、5つに質問項目をしぼってもらいました。

私のねらいは、NASAゲームの振り返りで確認した「話し合いのポイント」を活かしてほしいというところにありました。

最後に、各班の選んだ5つの質問項目とその理由について発表してもらいました。

A班
・部活
・座右の銘
・尊敬する人
・興味のあるもの
・得意なこと

B班
・名前と出身地
・趣味・特技
・卒業後何をしたいか
・今までがんばってきたこと
・すきな言葉

C班
・名前の由来
・人からよく言われる自分の性格は?
・大きな夢を語って下さい。
・大学生の間にやっておきたいことは?
・将来どんな家庭を築きたい?


次回の入門ゼミでは、この質問項目をもちいて、実際にインタビューをしてもらう予定です。




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配付資料リッチテキスト版
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もし月で遭難したら?(NASAゲーム)
話し合いをするときのポイント


話し合いの流れ

1 自分たちが置かれた状況とミッション(やらねばならないこと)をしっかり理解する

2 互いを知る(ミッションに関する知識や経験、その人の性格など)

3 決め方を考える(リーダー、時間的な〆切、意見を言うときは挙手するなど)

4 暫定的な順位を決める(最上位と最下位など決めやすい順位から決めるなど)

5 意見を交わしながら、順位づけの試行錯誤を繰り返す

6 違う使い方ができる品目がないか発想を変えてみる(パラシュート、ピストルなど)

7 失敗のリスクを負いながら、順位を決定する(限られた時間のなかで完全な決定をするのは不可能)


15品目の役割構造
ミッション(母船にたどりつく)を達成するために何をどう使うか、それぞれの品目の役割を考える。

・ 生命維持──宇宙食、パラシュート、粉ミルク、酸素、水、救急箱
・ 情報通信──星座地図、照明弾、FM送受信機、
・ 移動手段──ロープ、ピストル、救命ボート、
・ 不要品──マッチ、暖房機、方位磁石

重複(宇宙食と粉ミルク、FM送受信機と照明弾)を探して、一つだけ採用する


よりよい話し合いをするために

1 自分の考えを通すために、他人を言い負かそうとしないこと。自分の考えはできる限り明確に、論理的に説明すること。自分のアイデアを弁護する前に、ほかの人の反応をよく聞くこと。

2 議論が行き詰ったときに、誰かの意見を採用し、誰かの意見を捨てなくてはいけないと決めてかからないこと。代わりに、全員が納得するような方法がほかにないか、と考えること。

3 衝突を避けて調和を保つ目的で、自分の意見を変えてはいけない。あまりにも簡単に、短時間でみんなの意見がまとまったときには、「どこかおかしい」と疑ってかかること。みんながその案をなぜ受け入れたのか、同じ理由か、補完しあうような考え方か。客観的かつ論理的にみて納得できるときにだけ、意見を変えること。

4 仲間内の衝突を避けようとして、多数決、平均をとる、コインを投げて裏表で決める、交渉する、などのテクニックを使わないこと。反対意見を述べていた人が最終的に合意したら、あとでその人に花を持たすような工夫をしなくては、などと考えないこと。

5 意見の違いは自然のことで、必ずあると考えよう。さまざまに異なる意見を知るためには、全員が発言することが必要である。反対意見のおかげで、視野が広がり、情報が増え、グループとして最善の解決策に到達することができるのだから。

(マイケル・ドイル&デヴィッド・ストラウス, 2003, 『会議が絶対うまくいく法──ファシリテーター、問題解決、プレゼンテーションのコツ』日本経済新聞社, 78-9頁より引用)





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